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2002年11月17日、くもり。
今回の鎌倉は「紅葉の北鎌倉を満喫しよう」をテーマに、相方氏とふたりでの散策です。“満喫”
と言いつつ、相方氏がトロトロしていたため、北鎌倉駅に到着したのは午後1時半。“満喫”
するには、ちょいとばかり到着時間が遅かった。
到着してまず昼食。なんだかんだで2時半。この時点で “北鎌倉” どころか
“円覚寺” を満喫することしかできない・・・ということはアホでもわかる。まぁ、気を取り直して行くしかない。。
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さぁ〜て、円覚寺に到着。この時点で、更にテーマにそぐわない状態に気づく。紅いはずのもみじが・・・あまり紅くない。そんなわけで、今回のテーマは「もうすぐ紅葉の円覚寺をできれば満喫したい」ということに変更せざるを得なかった。まぁ、気を取り直して行くしかない。。
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円覚寺は、臨済宗円覚寺派の総本山で、鎌倉五山の第2位のお寺。元寇の戦いでの戦死者を慰霊するため、鎌倉幕府第8代執権・北条時宗が創建したお寺なのである。静寂な境内には、国宝の舎利殿、洪鐘をはじめ、どっしりとした風格の山門、開高健などのお墓がある松嶺院、第8代執権・北条時宗の廟所である仏日庵など18の建物がある。
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境内をぶらぶらと一回りし、弁天堂へとつづく階段を上ったところにある見晴茶屋(弁天堂茶店)で休憩することにした。
ぼくたちは甘酒とおしるこを注文。寒い中で食べる甘酒とおしるこは絶品〜ッ♪
だけど、晩秋のオープンカフェはちと辛い。。 あまりの寒さと時間の無さに長居することもなく、弁天堂の階段を下りた。
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見晴茶屋を後にし、来た道をひたすら戻っていると、頭上から小さな物音が・・・ 物音のする方向を辿っていくと、リスが何かをくわえて枝から枝へと走ってった。そういえば、前回円覚寺に訪れたときは、見晴茶屋で休憩してるときにリスと遭遇したっけ。大仏さんのところでも見かけたなぁ〜 鎌倉って、野生の結構リスが生息してるみたいだね。みんなも物音がしたら、リスを探してみよう!
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気が付けば、もう夕方早くしないと、鶴岡八幡宮にさえ行けなくなっちゃうよぉ〜〜
ってことで、急いで円覚寺を出て、行きたかった建長寺の横を足早に通り過ぎ、南へとひたすら下った。
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鶴岡八幡宮に到着。その頃にはすっかり空も暗くなっていて、ゆっくりと散策してる余裕がないことはすぐにわかった。なので、いきなり裏口から本宮へ。
本宮の横っ面が見えてきた頃、雅楽の情緒ある音色がぼくたちを包み込んだ。
前回と同様、今回もここ鶴岡八幡宮では結婚式が行われてたのだ。どの結婚式でも同じだけど、式を見てる人たちって、誰もがやさしい顔をするんだね。
ということで、表参道を逆走し、三ノ鳥居から外に出た。それからぼくたちは小町通りを歩き、行きつけの漬物屋で試食を愉しみ、新発見の豆屋さんで試食を愉しみ・・・って試食ばかりで、特に何も買いはしなかったんだけど。今回の鎌倉・・・改め、円覚寺散策はこれにて終了でござい。
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