那須塩原 滝めぐり
 [メイン][ぶらり散歩]
  【場所】
    栃木県塩原町
  【散策ルート】

    塩原西那須野IC → 露天風呂 → 風挙の滝 → 竜化の滝 → 布滝 → 源三窟 → 野天風呂 → 千本松牧場 → 塩原西那須野IC
長い遊歩道を抜けると・・・ 2002年9月16日、くもり時々雨。
重たい曇天の中、塩原温泉郷にやってきたよ。今にも雨が降りそうな天気だったけど、まずは温泉でひと休み。すると心配していた雨が・・・ でも、雨の中の露天風呂ってのもいいもので、温泉の暖かさと雨の冷たさが気持ちよかったりもした。あぁ、のんびり湯けむり紀行のスタートだよ。
そこに木々が見える。
材木のような石は町の天然記念物であり、 この静かなせせらぎは大いなる遺産である。 1つ目の散策スポットは、竜化の滝。ちなみに、目的地はさっき決めたんだけど。。
駐車場に車を停め、滝へとつづく遊歩道を歩いてく。むき出しの山肌を見ながら歩いてると、やがて川が見えてきた。
この静かなる遺産に水を送るのが・・・滝。 川を上流へと上ってくと、雄大な滝が現れた。「竜化の滝だぁ!」って相方氏に声を掛けると、低い声で「風挙の滝だよっ」って地味なツッコミが。。なぬっ! そんなツッコミにちょっぴりショックっす!
名をば「風挙の滝」なん言ひける。 風挙の滝は大きな音でこの静かな森を揺り動かしている。
更に川を上っていくと、「竜化の滝」が現れる。絶え間なくつづく爆音は、まるでこの静かな森を支配しているかのようだ。 風挙の滝を越え、更に川沿いを歩いてくと、ようやく待望の「竜化の滝」が見えてきました。今度はちゃんと看板も見たので、間違えはないぞ。激しい音を立てながら流れ落ちる滝にカメラを向けていると、「こっちに来て!」と相方氏。こっちは写真撮ってるんだからちょっと待っておくれよ、と思いつつ、シブシブ相方氏の方へ行ってみると・・・ たいそうご立派な滝が隠れてた。おいらは竜化の滝の足の部分だけを撮っていただけだったのさ。なんて今日はボケボケなんだろう・・?
竜化の滝から戻る途中・・・ 竜化の滝が予想以上にご立派だったのに満足し、駐車場へと引き返す。途中、道路沿いを流れる川には「布滝」というなだらかに流れ落ちる滝があった。
竜化の滝は激しさがあり、とても男性的な感じのする滝だったけど、布滝は繊細さと華やかさを兼ね備えている女性的な感じがした。
塩原渓谷で華やかに流れ落ちる滝は「布滝」である。
「源三窟」っていう、今から800年ほど前に、源頼政の嫡孫である源有綱が戦に破れ身を隠していたと伝えられている鍾乳洞へ寄り道した。源有綱はこの洞窟で再起のチャンスをうかがっていたんだけど、米のとぎ汁が外に流れ出したために発見され、あわれな最期を遂げたそうな。
・・・という話からもわかるように、単なる鍾乳洞だと思っていたら、はっきり言って「お化け屋敷」。相方氏は「怖い、怖い」と何度も繰り返しながら、一瞬のうちにひと周りしてしまった。でも、怖いクセによく一人で歩いていけるよな。(笑)
「源三窟」へようこそ。 ここで米を洗っていたら・・・
うぇるかむ・とぅ・千本松牧場。 渓谷沿いの野趣あふれる(というか、露出狂の集まる)野天風呂でひとっ風呂。男性用の更衣室(?)なんざぁ、俺を見てくれ!と言わんばかりに“お立ち台”になってるのね。でも、気持ちよかった。
さてさて、もう帰らねばいけない時間にはなってたのですが、牛乳1杯を飲むためだけに千本松牧場へやってきました。
恥ずかしがり屋さんのヤギ カメラ目線のヒツジ
ヤギやヒツジなど可愛い動物たちと触れ合えて、とってもいい感じだったけど、おいらたちは壮絶なる出逢いをしてしまった。檻の中から上目遣いでこっちを見てたウサギたちに一目惚れ。その誘惑を振り切ることはできず、結局お持ち帰りしちゃったよ♪
右の写真が、おいらたちの息子「またごろう」っす。まだまだ生後三ヶ月だけど、よろしくっす。
そしてコイツが「またごろう」っす。よろしく!