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2002年7月28日、くもり時々晴れ。
友達の結婚式のあったトマムを出て、ぼくたちはいくつものトンネルを抜けに抜け、ひたすら千歳方面へと走りつづけた。今日がこの旅の最終日。これから支笏湖に立ち寄って、それから空港へと向かう。
やっとの思いで支笏湖に到着したのは、午後1時。たくさんのスワンちゃんたちがぼくたちを出迎えてくれた。生まれて初めてのスワンちゃん・・・一見のんびり見えるスワンちゃんだが、しっかりペダルを漕がないと前に進まない。のんびり湖を楽しむために乗ったのに、少なくとものんびりはできなかったような気がする。。
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いったん湖をあとにして、湖のほとりにある「苔の洞門」を見に行くことにした。実は、ここ支笏湖を訪れたのは「苔の洞門を見るため」と言っても過言ではない。超ウキウキ気分で洞門までの道を歩いていくと、目の前には深緑色に染められた巨大な洞門、そして鉄の櫓。。
というのも、先日崖崩れが起こったそうで、洞門の内側は進入禁止になっていたのだ!!
なぬぅ〜! でも、仕方ないよな。ぼくたちは櫓の上から洞門を眺めるしかなかった。見られただけでも良かったと思おう・・・。 |
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さぁ、気を取り直して、、、またまた支笏湖に戻ってきました。その頃には雲間から差し込むまばゆい西陽が湖面に反射して、ぼくたちの感性をシゲキするんだ。・・・ってゆーか、てめえら、イチャつくんじゃねーよ!(右写真参照)
思わず写真撮っちまったぃ!(笑)
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あぁ、長いようで短かったこの旅もこれで終わり。あとは空港に戻るだけか・・・。穏やかな湖面に揺れる夕陽が、この旅を振り返るぼくたちを引き留めているかのようだった。
でも、この地に「さよなら」を告げなければいけないのが、旅。たとえそれが本意ではなくても、いつかは訪れることなのだ。
・・・ということで、夕陽のおかげでこの小話もすっきり終えることができるのである。ありがとう、北海道♪
ありがとう、大切な想い出たち♪ また来るよっ
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