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2002年7月26日、はれのち曇り。
今日はとっても早起き。朝食前に、中富良野町にあるファーム富田にやってきた! 辺りは朝もやがかかっていて幻想的・・・。写真では見たことあったけど、こんなに辺り一面花畑だとは思わんかった。うわっ、キレイじゃ〜 感動ぅ〜(T_T)
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残念ながら、富良野名物のラベンダーはもう終わりかけてたけど、花はとにかくいっぱい咲いてた。これぞ北海道♪・・・そんな気分っす。 |
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一旦ホテルに戻って朝食をとり、再び車を走らせて美瑛に向かう。今日は美瑛をサイクリング!
でも、その前に通りがかりの深山峠にて休憩っす。
深山峠には「ラベンダーオーナー園」ってのがあって、誰でもラベンダー園のオーナーになれるんだって。1区画だけどね。で、毎年ラベンダーの収穫とかできるんだけど・・・毎年北海道に来られるワケでもないし(←やけに現実的)。 |
我々はようやく美瑛駅に到着。駅近くの駐車場に車を置き、松浦商店で自転車をレンタル。お店のおじいちゃんのマイペースなコース説明を聞き(ホント、長かった・・・)、協議の末、「パッチワークの路」をサイクリングすることにした。
まずは「ぜるぶの丘」を目指してGO! 長い坂道を自転車でゆっくりと上っていくと、その次の目的地の「ケンとメリーの木」に到着しちまった。わぁ〜、デカイなぁ〜って感心したはいいけど、“ケンとメリー”って誰だよ?!
知ってる人いたら、教えてくれぃ。
・・・ところで、「ぜるぶの丘」ってどこだったんだろう。。 それは今でも疑問です。
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気を取り直して、今度は「セブンスターの木」を目指す。さすがに“セブンスター”は知ってるゾ・・・と誇らしげにペダルを回す若年寄りたち。ぜぇぜぇ・・・結構キビシイ。
フイに道路沿いに佇む1本の木は、かの有名な「セブンスターの木」ではあるまいかっ!
そのCMは、未だ見たことがないのだが。。 その木の周りには、なぜか中国人だらけ。中国でも“セブンスター”のCMはやっていたのだろうか・・・?
だんだん謎だけが深まってくけど、売店で食べた冷やしトマトは、めちゃウマだった。
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そして、ぼくらは「親子の木」を目指して流星のサドルを揺らしつづける。大きな2本の木の間に、小さな木が無邪気に笑う・・・それが「親子の木」。しかし、おいらにとっちゃあ、少し左にあった1本の木の方がお気に入りたべよ。そんな理由で、「親子の木」の写真は・・・ない。撮り忘れたよ。その代わりといっちゃあ何ですが、名もなきお気にィ〜の木をご覧あれ。(左の写真) |
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忘れ去られた「親子の木」の真横を通り過ぎ、スタート地点の美瑛駅へと向かうジャリ道をなんとか自転車で走ってく。あまりにジャリ道が続くので、次第に不安になっていく初老たち。そして不安が的中!
どこまで走っても目印の牧場が見えてこない。。
ぼくたちは地図を見ることをあきらめて、汗だくになりながらも、美瑛駅方面と思われる方向に自転車を走らせつづけた。
どのくらいの時間がたったのだろうか・・・ 汗は滝のように流れ落ちるばかり。あぢぃ〜〜!!
決死の覚悟で坂道を上っていくと、道端にポツリと佇む喫茶店を発見! 休憩、休憩ッ♪
急いで自転車を走らせ店内に入ると・・・あっ、暑い。(苦笑) なんと、その店にはエアコンがないのだっ!
しまったぁ〜〜〜!! ここは北海道だった。これもアリ・・・ってことだよね?!
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ぼくたちはこの喫茶店でランチをすることに。メニューは・・・じゃがいもとなんとか(何だっけ?)のスープのみ。確かにイヤ〜な予感はしてたけど、まさか的中するとは思わんかった!
店の奥から湯けむり沸き立つスープがぼくたちの目の前に運ばれてくる・・・イジメかよっ(涙)
ってゆーか、あちぃーよ!!
おやじのように汗を拭いながらスープを食べる。ふっと窓の外を見ると、そこには見たことあるような風景が・・・。なんと、「マイルドセブンの丘」が見えるのだ。「マイルドセブンの丘」はかなり遠かったから、あとから車で行こうと思っていたのに・・・どうりで遠かったわけだ。んまぁ、今いる場所がわかってよかったよかった。 |
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さぁ、最後の力を振り絞ってゴールを目指すよ! ぼくたちは再び自転車を走らせる。お腹も満足したからか、さっきまでより足取りが軽い気がする。ウシ臭い牧場街を走り抜け、途中でピラミッド型の展望台がある北西の丘公園に立ち寄りつつ、なんとか無事に美瑛駅に辿り着いた。ふぅ〜
次はパノラマロード・・・もちろん車さっ(自転車だなんて滅相もない・笑)。松浦商店で自転車を返し、駐車場へ向かうぼくたちの足取りは・・・鉛のように重い。あぁ、疲れた。。 |
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ぼくたちは車に乗り換え、パノラマロードを快進する。やっぱり車は快適だよっ。でも、問題がひとつ・・・
好きなときに写真が撮れない! 眼下には北海道の美しい大自然があるってーのに。でも、もうすぐ「三愛の丘」だ・・・ん・・・そういえば・・・雲が多くなってきたなぁ・・・って、曇りかよっ!
「三愛の丘」から見た景色は、どんよりとした曇り空。「これも北海道の大自然さ」と自分を慰めてはみたものの、やっぱり晴れ渡った景色が見たかったのが本音。天気もどんより、心もどんより。息が詰まる・・・。 |
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多少暗い気持ちになりながらも、辿り着いたのは「新栄の丘」。いくつかのフンコロガシと華やかに咲き誇る花たちが、ぼくたちを暖かく迎えてくれたのだった。とっさにバッグの中に手を突っ込むと・・・なっ、ない!!
カメラを車に忘れてまったのだ。フリダシに戻る。とほほっ
気を取り直してフンコロガシ写真を撮ってると、駐車場の方角に一列に並ぶ人影がこっちに押し寄せてくる。そして、ぼくがフンコロガシくん(右写真)を撮っていたときに悲劇(?)が怒った。ぼくはその軍勢に取り囲まれしまった。そして辺りには中国語が飛び交う。まさに、四面楚歌。ぼくにはもう逃げ出すことしか選択肢がなかった。ぼくたちは追い出されるようにして美瑛を去った。。 |
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