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2002年7月6日、くもり時々晴れ。
人生は金・金・金ッ♪ 金さえあれば何とかなる時代ぢゃ。ガハハ・・・ というわけで、相方氏とはるばる鎌倉の地にやってきたのだ。目指す処は、もちっ、銭洗弁財天!
ここで銭を洗えば、これからガッポガッポさっ
さて、我々はJR北鎌倉駅に降り立ち、鎌倉駅方面に歩いてく・・・その途中、第1の目的地・浄智寺はあった。都心ではとっくの昔にしおれてしまった紫陽花も、鎌倉ではまだまだ現役。そういや6月中旬に、友達に「鎌倉の紫陽花はもう遅いんじゃない?」とアドバイスしたけど、それはアドバイスじゃなくて単なる狂言だったとは。まぁ、いっか。 |
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浄智寺。初めて訪れたこのお寺。ぶっちゃけ、全然期待してなかったけど、来てみてビックリ!
なかなか名利なお寺ぢゃないか!! 円覚寺や八幡様のように、「どうだぁっ!」感はないものの、どことなく身近でとっても落ち着ける場所だった。謎のたぬき、謎の大黒様もいたけど、どいつもこいつも愛嬌のあるヤツばかりだし。謎の洞窟もあるぞっ!
謎好き、集まれっ?! |
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あぁ、鎌倉っていいな・・・ 心落ち着くなぁ・・・ だなんてたそがれてる場合ぢゃなかった!!
早く先を急がねば・・・と焦ってると、謎の大黒様が一言「お前はバカかっ!」とにやけ笑い。
ちぃ〜、悔しいザマス!
正午過ぎのスキッ腹を抱えながら、ぼくたちは欽チャン走りで源氏山山中へと潜入することにした。 |
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源氏山ハイキングコースに1歩踏み入れば、上り下りの山道三昧。そういや2年前にもこの道を歩いた・・・というか、さまよったことがあった。あのときは鎌倉花火大会を見に行くのに源氏山を越えようとしたのだが、思いっきり迷子になってしまった悪ぅ〜〜い記憶。今回は果たして大丈夫かいな?
ま、先へ進もう。 |
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道といえないハイキングコースを上ったり下りたり。それを何度も何度も繰り返す・・・仕方ない。すべては銭のため。そう心に念じれば、相方氏にもぼくにも自然に力が湧いてくる。人間のチカラ(金のチカラ)というのは恐ろしい。
山頂らしきとこに到着。目の前の葛原岡神社はバッサリ無視して、まずはメシを喰おうと源氏山公園を目指す・・・のだが、なぜか迷子になってしまった。公園に出るが、ぼくの知ってる源氏山公園ではない。しかし、ここで朝から何も口にしてない相方氏からエマージェンシー。ジミなこの公園で喰うハメに。。 |
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メシ喰って歩き出すと、ものの5分で源氏山公園を発見! あとちょっと待てば、開放感のある源氏山公園で優雅にランチなどできたものの。。。もう笑うしかない(苦笑)
だが、そんな優雅さよりも・・・銭だっ! その気合いのおかげかどうか知らんが、今回の最大の目的地
“銭洗弁財天” 様♪ に到着した。老若男女問わず、みんな高速移動で鳥居をくぐっていく。ぼくらも負けじと鳥居をくぐる。岩のトンネルを抜けると、ぼくたちの手にはなぜか小さな竹籠がっ!
このときばかりは相方氏と協力し、ピン札で総額1万1千円を何度も何度も水で清めた。ヘヘヘ・・・
これで将来の億万長者だよっ 来てよかった、歩いてよかった、源氏山。 |
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野望は達成した。あとはゆっくりと鎌倉の午後を愉しむだけ。源氏山を鎌倉駅方面に下山し、少し行ったとこに「雲母(きらら)」という喫茶店があったので、心落ち着かせるために小休止。
平凡な建物、純和風の庭、和風と洋風が入り乱れまくった店内、、、趣味がいいのか悪いのか、とにかく甘味をご注文。白玉がちょっぴり暖かい冷やしぜんざい。白玉のもちっとした感触と、小豆のほのかな甘みがいい!
食べ物はうまいんだから、インテリアにもちょっと統一を!! |
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はぁ〜〜〜るばる来たぜ、鶴岡八幡宮へ。
ご立派な鳥居をくぐると、また相方氏からエマージェンシー!! 相方氏のお腹がパニック状態。いきなり休憩となったけど、なんとか持ち直して散歩再開ッ! |
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鶴岡八幡宮は、いつ見てもスバラシイ! スバラシ過ぎて、逆に物足りなさを感じさえする。だから何が言いたいかというと、特に言いたいことは何もなかったりする。そんな感じで、ぼくたちはしばらくぼーっと空を見上げてた気がする。。。いったい、何しにココ来たんだろう?
帰りは、小町通り沿いのいつもの漬け物屋さんで漬け物たちを買い、ディナーのために横浜へ行くことにした。 |
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桜木町駅で電車を降り、食事の前に、ぼくたちは臨港パークでぼーっとすることにした。陽はしっかり西に傾き、いい感じに夕暮れ時の光を放つ。それをエセ写真家のおいらが許すわけにはいかんぜよっ!とろとろと流れる動く歩道の上を競歩のように歩きながら、臨港パーク。なんとか間に合った。道連れをくらった相方氏をベンチに置き去りにし、カメラを携え西へ東へ。さすがロマンティックな場所だけあって、そこらに居るのはカップル・カップル。あれっ?
この男同士は・・・たぶんカップルだね。どのカップルも、他人のことは全く気にしないで、愛を語り合っているのであ〜る。そしてぼくたちも愛をかた・・・
カタ・・・ 語るワケではなく、1秒1秒色を変えていく横浜の雲を眺めていた。要は、ボーッとしてた。 |
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さて、ボーッとして出した結論。
「横浜はやめて、家の近くで焼肉。」
それからぼくたちは、夕焼けを見ても、夜景を見ても、そして電車の中でも、ひたすら焼肉を食べるイメトレをしてた気がする。ジュー、ジュー、って。。
あぁ、ぼくたちは、ヨダレを垂らしてはいなかっただろうか。それだけが不安。 |
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