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2002年4月29日、はれ。
今日は早起きして、下呂温泉で湯めぐりして帰るという強行スケジュール。実は・・・免許を取って以来、まともに遠出なんかしたことない。東京でも車なんか乗ってないから、ペーパー同然だし。今考えると、無謀だったかな。ということで、朝食も食べずに湯めぐりの旅へ出発ッ♪
出発20分後、助手席の相方氏は既に夢の中 Zzz... あぁ〜、勝手に寝てくれぃ!
初めからアテになんかしてなかったやい! ってな感じで、旅をスタートして間もなく、ラジオをかけながら1人でドライブしてるのと同じになった。
それから更に20分後、今度はラジオまで聴けなくなった。山の中過ぎて電波が届かないのだ。し、しまった・・・CD持ってくればよかった。音のない車の中、ひたすら運転するハメになってしまった。
途中、超細い道(国道なのに)に迷い込んでしまったりもしたけど、無事に下呂温泉に到着。まずは、ホッとして胸を撫で下ろす。相方氏、起きろぉ〜!!
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・・・と温泉街に入ったのはいいのだが、そういえば駐車場の場所を調べてなかった!
温泉街はまさに迷路。急に道が細くなったり、行き止まりだったり。挙げ句の果てに、信号のひとつもないのだ。
ふらふらしていると、最初の目的地・水明館に出た。駐車場の入口に “日帰り入浴の方は駐車をご遠慮ください”
とは書いてあったが、背に腹は代えられぬぅ〜〜!! 裏口から駐車場に潜入・・・そして、涼しい顔して駐車。さぁ〜て、風呂へ行こうかと車を降りた瞬間・・・「すいません、お客さん」ってバレてるじゃん!!
でも無料駐車場を案内してくれたので、まずは駐車完了。再び水明館へ。
フロントで “湯めぐり手形” なるものを購入! この手形1つで、登録されている温泉旅館のうち3ヶ所の日帰り湯が楽しめるという優れもの!
まずは水明館の展望風呂で温泉街を眺めながら、しっかり身体のアカを洗い流した。
今度は湯之島館へ! 昭和天皇も現在の天皇陛下も訪れたこのホテル・・・建物も情緒があって好きだけど、露天風呂もスゴイ!
思わず日焼けするまで野趣を愉しんだのであった。
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そっから、下呂の合掌村を訪れた。ここにある合掌造りの建物は、世界遺産として有名な岐阜県の白川郷から移設したもので、白川郷と比べれば多少規模は小さいものの、昔の山間部の人々の暮らしを感じることができる場所だった。 |
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そこで我々は、湯飲みに絵を描く体験をすることに。素焼きの湯飲みに、青・茶・藍の3色の絵の具で絵を描いていくというものだが、これが結構楽しい。シンプルに、温泉につかった
“さる” を描いてはみたが、下呂のイメージキャラクターは “かえる”。ま、いっか。仕上がりは1ヶ月後ってことなので、楽しみだぁ〜〜 |
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そして、最後に紅葉館ってとこで最後の入浴。もう日暮れ前ってこともあり、露天風呂は貸切状態。そんなに広くはないけど、ぼく、ご満悦ぅ〜〜〜♪
ってことで、カラスの行水の予定がゆっくりじっくり愉しんでしまった。そのおかげで、日が暮れてしまったではないかっ!!
ただでさえ強行スケジュールだったのに、しっかり3ヶ所も湯めぐりを堪能。あとは帰るだけ・・・
帰るといっても、知らない道を慣れない運転で3時間半コース。これがなければ・・・。でも、温泉はいいねぇ〜 |
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