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2002年2月11日、晴れ。
鎌倉幕府の起源を求めて、今回は相方を連れて鎌倉の地を訪れた・・・と、第2回にして既に東京ではなくなっているがご勘弁を!(笑) |
ぼくたちはJR北鎌倉駅を降り、JR横須賀線沿いを鎌倉駅方面へと下っていく。2月も半ばになろうという時期なので、道路沿いの家々からは梅や桃の花の香りが鼻をくすぐる。
今回は遅い出発だったので、まずは腹ごしらえ。ビーフシチューの名店としてよく雑誌とかに載っている『去来庵』へ。クラシックの流れる落ち着いた店内、窓の外には梅の花が初々しく咲く庭園が広がっている。もちろんよく煮込まれたビーフシチューの味は最高!
北鎌倉で下車したのは、このためと言っても過言ではない・・・というか、このため。 |
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腹ごしらえを済ませようやくお散歩モードに切り替わった相方氏を従え、一路鶴岡八幡宮(八幡さま)へ。裏口から八幡さまへ入ると、かわいいリス君がお出迎え。カメラを向けると、近づいてきてカメラ目線のリス君。
そしていきなり本宮へ。ぼくたちがお参りをした直後、太鼓の音がドン、ドン、ドン!
本宮の中に白無垢姿の女性が現れていた。先週の浅草神社に引き続き、またもや結婚式に遭遇。今日はなんかいいことありそう。 |
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八幡さまには「君が代」の歌詞にもなっている “さざれ石” なるものがあった。これは岐阜県の天然記念物になっていたものが昭和58年に八幡さまに奉納されたそうな。ふむふむ。 |
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八幡さまから少し歩いて、ぼくたちは荏柄天神社へ言った。荏柄天神社は学問の神様・菅原道真公を祀った神社で、日本三天神のひとつだそうな。境内には上品に梅の花が咲き、受験シーズンということで学生服姿の参拝客もいっぱいだった。
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ちょっとだけ八幡さまの方へ戻ったところに、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の墓がある。5層に石が積み上げられた質素なもので、日本っぽいといえば日本っぽいのかもしれない。
・・・とここまで来て、ふと気がついた。今回のテーマは “鎌倉幕府の起源を求めて”
ということで、鎌倉幕府発祥の地を目指すことにした・・・が、いっこうにそれらしきものが見つからない。地図を見返してみると、ナニゲに通り過ぎてしまった清泉小学校の片隅に鎌倉幕府発祥の地・大蔵幕府跡はあった。幾度の大火で、今では石碑しか残っていない。 |
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ぼくたちは再び八幡さまに戻り、ぶらぶらと境内を散策後、観光客などで賑わう小町通りで焼きたて煎餅を食べたり、漬け物を食べたりと食べてばっかり。(笑)
これにて今回の鎌倉散歩はおしまい。
では、また。 |
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