アンコール・ワット到着
カンボジア2日目。天気は晴れ。
約束の午後2時。今回も遅れることなく、ピアルムくんがホテルまで迎えに来てくれた。次なる目的地は、アンコール・ワット。2日目からアンコール・トム、アンコール・ワットとアンコールの2大遺跡を巡るとは思わなかった。明日からの観光には、メインディッシュはあるんだろか・・・というわけで、アンコール・ワットに到着。
ぼくたちはハイエースから飛び降りると、目の前にはずっとずぅ〜っと憧れていたアンコール・ワットがどっしりと構えているではないかっ!!
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中央祠堂
ピアルムくんの案内で、ぼくたちはアンコール・ワットへと潜入。ながぁ〜〜い3つの回廊をぐるっと周り、中央祠堂の前へと案内される。見上げると、常識を超えるような急勾配の階段を上りきったところに人が歩いてる・・・まさか・・・まさかとは思ったが、ピアルムくんの「ノボリマス。」の一言でこの急勾配の階段を上るハメになった。ぼくのへっぴり腰の上にはズシッとした荷物、恐る恐る1歩また1歩と石段を這い上がり、ようやく頂上へ。
頂上からの眺めはサイコー! 苦労して上った甲斐があったよ。ぼくたちの肩の間を吹き抜けていく風が気持ちいい!
よかった。ホントに上ってよかった・・・でも、どうやって下りるんだ?! やっぱり、ここから・・・? |
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写真のモデル?
中央祠堂をぷらっぷらっと散策し、手すりにしがみつきながら中央祠堂を下りた。ふと両手を見ると、ぼくたちの手には赤茶色に染め上げられてた。見事だ・・・なんて感心してる場合ではなく、急いでウェットティッシュで手を拭いた。
それから中央祠堂を下から見上げた写真を撮ろうとカメラを構えていると、上からカメラを手にした西洋人のおじさんが笑顔で振って何やらしゃべり掛けてきた。写真のモデルになって欲しいのかと思い、笑顔で西洋人に手を振り返すと、西洋人は急に険しい顔をして大きなジェスチャーで「あっち行け!」と、超ぶるー。 |
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シャンパン・ゴールド
気が付けば、西の空が少し赤くなりはじめてた。絶え間なく注がれるシャンパン・ゴールドの光に、アンコール・ワットはより一層魅力を増す。そして、ピアルムくんの背中にもなぜか哀愁が増していく。。。
さて、サンセットを見に行こう! アンコール・ワットを立ち去るのはまだ惜しいけど、明日、朝焼けを見にまた来るさ。ぼくたちはアンコール・ワットを後にした。 |
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